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内観の目的と目標

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内観の目的と目標

「目的」と「目標」という言葉は似ていますが、目的には「何のために内観するのか」という動機の意味があり、目標には「内観してどんな境地を目指すのか」というゴールの意味があります。

(1)内観の目的(動機)

何のために内観するのかという動機は人それぞれですが、大きく分けると「自己啓発」「問題解決」「自己発見」に分類できます。

①自己啓発

社員研修、花嫁修業、就職準備等を目的・動機として内観される場合で、「内観教育」と表現されることがあります。

②問題解決

対人関係(親子・夫婦・嫁姑・上司部下・友人等)、酒、ギャンブル、借金地獄、非行、心身症、不登校等の悩み解決を目的・動機として内観される場合で、
「内観療法」と表現されることがあります。

③自己発見

人生の意味・目的を見つけるために内観される場合で、「内観法」と表現されることがあります。
「どんな境遇にあっても、幸福に生きることができる心境になる」という内観の目標を目指すことであり、内観本来の目的と言えます。

(2)内観の目標

「どんな境遇にあっても、幸福に生きることができる心境になること」が内観の目標です。
内観とは、本当の自分を知る方法です。内観で本当の自分を知ると、不幸の原因を自分で作りだしていたことに気がつきます。
内観で不幸の原因が解決すると、人は皆、「本当の幸福」になることができるのです。
どんな目的で内観に来られた方でも、その目的の先には「内観による本当の幸福」があるのです。
富士山の頂上は一つなのに、登山口がいくつもあるようなものです。

どんな目的で内観に来られた方でも、その目的の先には「どんな境遇にあっても、幸福に生きることができる心境になる」という目標があるのです。

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